日本船と外国船はどう違う?食事・服装・料金から見つける自分に合うクルーズ

初めてのクルーズを探していると、飛鳥Ⅱや飛鳥Ⅲなどの日本船と、ダイヤモンド・プリンセスなどの外国船が目に入ります。

日本語で落ち着いて過ごせる旅も魅力的ですし、海外のリゾートを思わせる船内にも心が惹かれますよね。

日本船と外国船で違いが表れやすいのは、言葉の環境、食事の選び方、船内施設、夜の装い、そして料金の仕組みです。

ただし、日本船にも華やかなショーがあり、外国船にも日本語サービスがあります。「日本船は安心、外国船は英語が必要」と分けるだけでは、選択肢を狭めてしまいます。

この記事では、飛鳥Ⅱ・飛鳥Ⅲ、ダイヤモンド・プリンセス、MSCベリッシマを具体例に、船内でどんな時間を楽しめるのかを比べます。自分に合う船旅を、一緒に思い描いてみましょう。

※掲載画像はAI生成のイメージです。実在する船・施設・料理を再現したものではありません。

  1. 日本船と外国船、船内での過ごし方はどう違う?
  2. 言葉|日本語で過ごせる日本船、日本語対応を利用できる外国船
    1. 日本語で細かな希望まで伝えたいなら、飛鳥Ⅱ・飛鳥Ⅲ
    2. 日本語の支えを利用しながら、外国船を楽しむ方法も
  3. 食事|慣れ親しんだ和食も、多彩なレストランも楽しみに
    1. 飛鳥Ⅱは、和食の朝昼とコースディナー
    2. 飛鳥Ⅲは、6つのレストランから選ぶ楽しみ
    3. 外国船は、基本の食事に特別な一食を足す楽しみも
  4. 施設と雰囲気|お風呂でくつろぐか、船内の街歩きを楽しむか
    1. 飛鳥Ⅱは、海を眺める大浴場でひと息
    2. ダイヤモンド・プリンセスにも、日本式の浴場がある
    3. MSCベリッシマは、船内を歩く時間も楽しい
  5. エンターテインメント|華やかなショーも、海風を感じる映画も
    1. 日本船にも、本格的なステージがある
    2. ダイヤモンド・プリンセスは、劇場と屋外映画を楽しめる
  6. 服装|日本船でも、船によって夜の装いが違う
    1. 飛鳥Ⅱは、夜に合わせて装う楽しみがある
    2. 飛鳥Ⅲは、エレガントカジュアルが基本
    3. プリンセスにもフォーマルの夜がある
  7. 料金|旅行代金に含まれるものと追加費用を比べる
    1. 日本船はチップ不要。ただし、すべて込みではない
    2. 外国船の追加予算例:プリンセスの船内チップ
    3. ドリンクやWi-Fiをまとめたプランもある
    4. 旅行代金の一例:飛鳥Ⅲで3泊4日の船旅へ
    5. 日本船と外国船は、同じ条件にそろえて比較する
  8. 自分に合う船を、楽しみにしたい時間から選ぼう

日本船と外国船、船内での過ごし方はどう違う?

ここでは、日本籍の飛鳥Ⅱ・飛鳥Ⅲを日本船、外国籍のダイヤモンド・プリンセスやMSCベリッシマを外国船として紹介します。

日本の港から乗れる外国船もあるため、「日本発着」と「日本船」は別の意味です。

まず、今回取り上げる船の特徴を整理しました。

比較すること日本船の具体例外国船の具体例
言葉飛鳥Ⅱ・飛鳥Ⅲは日本語で過ごせるダイヤモンド・プリンセスの日本発着では、日本語対応スタッフや日本語の船内新聞を用意
食事飛鳥Ⅱは和食の朝昼とコースディナー。飛鳥Ⅲは6つのレストランダイヤモンド・プリンセスはメインダイニングやビュッフェに、有料のイタリア料理などを組み合わせられる
くつろぐ場所飛鳥Ⅱは露天風呂のある「グランドスパ」ダイヤモンド・プリンセスは有料・予約制の「泉の湯」。MSCベリッシマは屋内プロムナードも特徴
夜の楽しみ飛鳥Ⅱは「ギャラクシーラウンジ」のショーダイヤモンド・プリンセスは劇場のショーや屋外映画
服装飛鳥Ⅱは3種類のドレスコード。飛鳥Ⅲはエレガントカジュアルプリンセスはスマートカジュアルとフォーマル
チップ飛鳥Ⅱ・飛鳥Ⅲは不要プリンセスは船内会計への加算が基本。含まれる料金プランもある

※各船の具体例です。外国船欄の設備・サービスが、すべての外国船にあるわけではありません。

大切なのは、船内の一日を思い浮かべること。「朝は和食をゆっくり」「午後はお風呂」「夜はショーを見たい」と希望を具体的にすると、好みに合う船が見えてきます。

言葉|日本語で過ごせる日本船、日本語対応を利用できる外国船

日本語で細かな希望まで伝えたいなら、飛鳥Ⅱ・飛鳥Ⅲ

飛鳥Ⅱ・飛鳥Ⅲは、船内で日本語で過ごせます。

食事について尋ねる、イベントの説明を聞く、客室で困ったことを相談する。こうしたやり取りを日本語でできるのは、初めての船旅でも心強いところです。

用事を済ませるだけでなく、料理の説明や会話も自然に楽しみたい方には、言葉に気を張らずに過ごせる環境がくつろぎにつながるでしょう。

日本語の支えを利用しながら、外国船を楽しむ方法も

ダイヤモンド・プリンセスの日本発着では、日本語対応スタッフが乗船し、日本語版の船内新聞「プリンセス・パター」や日本語メニューを用意しています。

これは、乗組員全員が日本語を話すという意味ではありません。ただ、外国語に触れる場面がありながらも、日本語の案内を利用できる環境です。

英語への不安だけで外国船を候補から外さず、日本語サービスのある日本発着便から考える方法もあります。

食事|慣れ親しんだ和食も、多彩なレストランも楽しみに

海を眺めながら、ゆっくり食事を楽しむ時間も船旅の魅力。

飛鳥Ⅱは、和食の朝昼とコースディナー

飛鳥Ⅱの「フォーシーズン・ダイニングルーム」では、朝食と昼食に和食、夕食にコース料理を用意しています。夕食は原則2回制です。

一方、「リドカフェ&リドガーデン」ではビュッフェ形式の朝食・昼食などを楽しめます。朝食にはオムレツやフレンチトーストもあり、日本船だから毎食和食というわけではありません。

朝は席に着いて和食をゆっくりいただく日もあれば、ビュッフェで好きなものを選ぶ日も。夜は装いを変えてコース料理へと、一日の中で食事の雰囲気が変わります。

飛鳥Ⅲは、6つのレストランから選ぶ楽しみ

飛鳥Ⅲには、次の6つのレストランがあります。

  • フォーシーズン・ダイニングルーム: 洋食・和食のコースやアラカルト
  • エムスガーデン: ビュッフェ
  • ノブレス: フランス料理
  • アルマーレ: イタリア料理
  • 海彦: 割烹料理
  • グリルレストラン パペンブルグ: 肉や魚介、野菜のグリル料理

フォーシーズン・ダイニングルームは席料・予約とも不要ですが、2泊3日クルーズの夕食は時間指定制です。ノブレスなどは予約制で、アルマーレ・海彦には席料も設定されています。

「今日はフレンチを楽しみたい」「今夜は気軽なビュッフェで」。食事を選ぶこと自体を旅の楽しみにしたい方には、魅力的な構成です。

※利用条件の出典:飛鳥クルーズ「飛鳥Ⅲ レストラン案内」。アルマーレ・海彦の席料は、料金の章で紹介します。

外国船は、基本の食事に特別な一食を足す楽しみも

ダイヤモンド・プリンセスには、メインダイニングやビュッフェ「ホライゾンコート」があり、基本の食事はクルーズ代金に含まれます。

さらに、予約と席料が必要な「サバティーニ・イタリアン・トラットリア」では、パスタやシーフードなどのイタリア料理を楽しめます。料金プランによっては、こうしたスペシャリティ・レストランの利用も含まれます。

普段はメインダイニングで夕食を取り、記念日の一晩だけイタリア料理を予約する。そんな組み合わせもできます。

日本船か外国船かに加えて、「毎日どんな食べ方をしたいか」を考えると、食事の満足度につながる船を選びやすくなります。

施設と雰囲気|お風呂でくつろぐか、船内の街歩きを楽しむか

飛鳥Ⅱは、海を眺める大浴場でひと息

飛鳥Ⅱの最上階にある「グランドスパ」は、露天風呂や内湯、ジェットバス、サウナなどを備えた展望大浴場です。男女別で、水着を着けずに利用します。

海を眺めてお湯につかり、客室に戻ってひと休み。寄港地観光やイベントを詰め込まなくても、船内でくつろぐ時間が楽しみになります。

露天風呂は、停泊中や航路・天候、運用上の事情で利用時間が限られます。

ダイヤモンド・プリンセスにも、日本式の浴場がある

「泉の湯」は、ダイヤモンド・プリンセスにある海を望む浴場です。屋内には岩の湯や糸杉の湯、サウナなどがあり、屋外には水着で利用する男女共用のスパプールと足湯があります。

利用は18歳以上で、予約と入場料が必要です。

外国船でもお風呂を楽しみたい方にはうれしい設備ですが、自由に立ち寄る感覚よりも、入浴の時間を予定に組み込んで楽しむ施設と考えるとよいでしょう。

※利用条件の出典:プリンセス・クルーズ「展望浴場『泉の湯』」。

MSCベリッシマは、船内を歩く時間も楽しい

MSCベリッシマの「ガレリア・ベリッシマ」は、ショップやレストランが並ぶ全長96mの屋内プロムナードです。LEDドームの天井が広がり、夜には音楽やパーティーなどでにぎわいます。

夕食前に散歩をして、お店をのぞき、気になる催しに立ち寄る。船の中にいながら、街へ出かけるような過ごし方ができます。

お風呂やラウンジで落ち着く時間を大切にしたいのか、船内のあちこちへ出かけたいのか。施設の違いを見ると、自分の好きな休日の過ごし方も見えてきます。

エンターテインメント|華やかなショーも、海風を感じる映画も

夕食の後は、船内の劇場へ。夜の過ごし方も船選びの楽しみです。

日本船にも、本格的なステージがある

飛鳥Ⅱの「ギャラクシーラウンジ」では、オリジナルのプロダクションショーやゲストエンターテイナーのステージを楽しめます。

夕食の後は劇場へ出かけ、華やかな舞台を鑑賞。そのまま船内を移動して客室に戻れるのも、船旅の心地よさです。

日中には講演や各種教室もあり、静かに過ごす時間と、好奇心を満たす時間を組み合わせられます。

ダイヤモンド・プリンセスは、劇場と屋外映画を楽しめる

「プリンセス・シアター」では、ダンスショーやオリジナルのプロダクションショー、マジックなどを上演します。

プールサイドには、大型スクリーンで映画などを上映する「ムービーズ・アンダー・ザ・スターズ」も。日本発着では日本映画のプログラムや外国映画の日本語吹き替え上映を案内しています。

華やかな舞台に見入る夜もあれば、屋外のデッキチェアで映画を見る夜もある。その日の気分で選べることが魅力です。

服装|日本船でも、船によって夜の装いが違う

「外国船はドレスアップが大変で、日本船なら普段着でよい」とは限りません。夜の服装は、具体的な船を選ぶ大切な材料です。

飛鳥Ⅱは、夜に合わせて装う楽しみがある

飛鳥Ⅱでは、夕方17時頃以降の営業中のパブリックエリアに、3種類のドレスコードを設定しています。

ドレスコード女性の服装例男性の服装例
カジュアルブラウス、スカートなど襟付きシャツ、スラックスなど
インフォーマルワンピース、ツーピースなどスーツやジャケットなど。ネクタイは着用を推奨
フォーマルカクテルドレス、ドレッシーなスーツなどタキシード、ダークスーツなど

カジュアルも、部屋着のような服装ではなく、おしゃれをして街へ出かけるような装いです。

普段は出番の少ないワンピースやアクセサリーを楽しめることも、船旅の魅力になります。

飛鳥Ⅲは、エレガントカジュアルが基本

飛鳥Ⅲは、夕方17時頃以降のドレスコードがエレガントカジュアルです。ショートパンツやビーチサンダル、傷みの激しい服・靴などは控えるよう案内されています。

着回しの一案として、きれいめのワンピースやブラウスとパンツを用意し、羽織ものやアクセサリーで変化をつけると、荷物をまとめながらおしゃれも楽しめます。

プリンセスにもフォーマルの夜がある

プリンセスには、スマートカジュアルとフォーマルがあります。女性の公式例は、スマートカジュアルがワンピースやブラウスとパンツなど、フォーマルがカクテルドレスや着物などです。

服装をシンプルに整えたいか、ドレスアップも旅の楽しみにしたいか。 この希望から船を絞る方法もあります。

※服装の出典:飛鳥クルーズ「飛鳥Ⅱ ドレスコード」「飛鳥Ⅲ クルーズお役立ちポイント」、プリンセス・クルーズ「船内のよくあるご質問」。

料金|旅行代金に含まれるものと追加費用を比べる

日本船はチップ不要。ただし、すべて込みではない

飛鳥Ⅱ・飛鳥Ⅲはチップが不要です。

一方、飛鳥Ⅲでは、基本の食事・軽食や客室にある飲料は旅行代金に含まれますが、アルコール・一部ノンアルコール飲料、寄港地観光、スパなどには別料金が設定されています。

アルマーレ・海彦の席料も、客室によって扱いが変わります。通常はそれぞれ1人10,000円(税抜)で、食事代を含む金額です。ペントハウスクラス、キャプテンズスイート、パノラマスイートは席料が不要ですが、予約は必要です。

ペントハウスクラスでは、対象の寄港地観光ツアーやルームサービスなども旅行代金に含まれます。

日本船でも、どの客室を選び、どんな楽しみを加えるかによって総額は変わります。

※料金条件の出典:前章掲載の飛鳥Ⅲ「クルーズお役立ちポイント」。席料は公式の「アルマーレ」「海彦」の案内でも確認しています(2026年11月2日確認)。

外国船の追加予算例:プリンセスの船内チップ

プリンセスは、「クルー・アプリシエーション」と呼ぶチップを船内の個人会計に自動加算する仕組みです。

2026年11月2日に確認した公式の改定資料では、内側・海側・バルコニー客室は1人1泊18米ドルです。ジュニア・スイートとリザーブ・コレクション・ジュニア・スイートは19米ドル、スイートは20米ドルと案内されています。

内側・海側・バルコニー客室を、チップの含まれない料金プランで大人2人が7泊する場合は、次の計算になります。

18米ドル×7泊×2人=252米ドル

これは、ダイヤモンド・プリンセスで該当客室を利用する場合の、チップ部分だけの計算例です。旅行代金、飲食、寄港地観光などを含む総額ではありません。円換算額は精算時の為替やカード会社の条件で変わるため、固定していません。

日本発着クルーズをプリンセス・プラス、プリンセス・プレミアで申し込む場合、このチップはプラン代金に含まれるため、重ねて足す必要はありません。

また、1泊ごとのチップと、有料ドリンクやスパなどの利用に伴うサービス料は別のものです。プランの対象外となる利用分は、追加費用として考えます。

※チップの出典:プリンセス・クルーズ「2026年日本発着クルーズ代金表 記載内容変更のご案内」(2026年11月2日確認)。

ドリンクやWi-Fiをまとめたプランもある

プリンセスには、対象ドリンクや高速Wi-Fi、チップなどを含む「プリンセス・プラス」「プリンセス・プレミア」があります。

公式の料金プラン案内では、プラスは15米ドルまでの対象ドリンクを1日15杯まで、高速Wi-Fiは1人1デバイスで利用できます。プレミアは20米ドルまでの対象ドリンクが無制限で、高速Wi-Fiは1人4デバイス。スペシャリティ・レストランの利用なども含まれます。

ただし、プランを付ければ、船内や寄港地での支払いがすべてなくなるわけではありません。 対象外の飲食や施設利用などは別料金です。プレミアには泊数に応じた寄港地観光クレジットがありますが、寄港地観光がすべて無料になる仕組みではありません。

お酒をあまり飲まず、インターネットも必要なときだけ使いたい方と、夕食のワインや日々の通信を楽しみたい方では、合うプランが変わります。

追加サービスは、多く付いているほどよいというものでもありません。自分が使いたい内容を含めて比べると、納得できる予算を考えやすくなります。

※プラン内容の出典:プリンセス・クルーズ「料金プラン」(2026年11月2日確認)。予約時期や対象航海により適用内容が変わるため、ここではプランの追加額を一律には掲載していません。

旅行代金の一例:飛鳥Ⅲで3泊4日の船旅へ

船旅そのものの予算を思い描くために、実在するクルーズを一つ見てみましょう。

飛鳥Ⅲの「博多発 早春の新宮・横浜クルーズ」は、博多から新宮を経て横浜へ向かう3泊4日の旅です。公式掲載の通常旅行代金では、アスカバルコニーDを大人2人で利用する場合、1人280,000円、2人で560,000円となります。

項目料金例の条件
船・コース飛鳥Ⅲ「博多発 早春の新宮・横浜クルーズ」
日程2027年2月5日博多発~2月8日横浜着
泊数3泊4日
客室・人数アスカバルコニーD、大人2人・1室利用
旅行代金通常旅行代金1人280,000円、2人合計560,000円。会員割引等を適用しない例
含まれる主な内容当該客室での3泊の宿泊、食事(朝3回・昼2回・夕3回)。基本の軽食や客室内飲料も飛鳥Ⅲの通常サービスに含まれる
別に考える費用乗船港まで・下船港からの交通費、必要な前後泊、寄港地観光、追加の飲食、有料施設など
確認日2026年11月2日

※旅行代金・日程・食事回数の出典:飛鳥クルーズ公式「飛鳥Ⅲ 2026年下期総合パンフレット」42ページ(2026年11月2日確認)。2人合計560,000円は、2名1室利用時の通常旅行代金1人280,000円から算出しています。掲載料金を用いた予算例であり、空室や予約時の適用料金を保証するものではありません。

この例なら、まず2人分の旅行代金56万円を出発点に、博多までの交通費や横浜からの帰宅費用、楽しみたい観光や飲食を加えると、旅行全体の予算が見えてきます。

これは飛鳥Ⅲの特定の航海・客室の例で、日本船全体の相場を示すものではありません。

外国船を検討するときも、内側客室とバルコニー付き客室、基本料金のみのプランとドリンク・Wi-Fi・チップを含むプランでは、予算の組み立て方が変わります。泊数が長くなるほど、1泊単位のチップやプラン追加額も積み重なります。

「何泊できるか」に加え、「どんな客室で、何を楽しむ旅にしたいか」まで考えると、自分たちに必要な予算をつかみやすくなります。

日本船と外国船は、同じ条件にそろえて比較する

どちらが安いかを考えるときは、泊数だけでなく、客室と含まれるサービスもそろえます。

窓のない内側客室とバルコニー付き客室では、部屋で過ごす時間が違います。チップや飲料を含むプランと、基本料金だけのプランでも、その後の支払いが変わります。

旅行全体の予算は、次のように整理できます。

クルーズ代金+代金に含まれていない税金・港湾関連費用等+別払いのチップ+追加する飲食・観光・施設利用+港までの交通費・前後泊代

すでに含まれる費用を二重に足さないことがポイントです。

表示価格の低さだけでなく、楽しみたいことを含めた総額に納得できるかで選ぶと、旅への期待と予算を両立しやすくなります。

自分に合う船を、楽しみにしたい時間から選ぼう

ここまでの設備・サービスをもとにすると、次のような選び方ができます。

大切にしたいこと候補と、その理由
日本語で過ごし、和食・お風呂・ショーを楽しみたい飛鳥Ⅱ。慣れ親しんだ食事に、グランドスパや夜の舞台を組み合わせられる
日本語の安心感と、料理を選ぶ楽しみがほしい飛鳥Ⅲ。6つのレストランがあり、夜はエレガントカジュアルで過ごせる
外国船の雰囲気に惹かれるが、日本語の支えもほしいダイヤモンド・プリンセスの日本発着。日本語サービスを利用しながら、ダイニングや劇場、屋外映画を楽しめる
船内を歩き、買い物や音楽も楽しみたいMSCベリッシマ。ガレリアなど、船内で出かける先を選べる

これは年齢による向き・不向きではなく、過ごし方から考えた提案です。

朝の海を眺め、好きな食事をいただき、午後はゆっくり休む。夜だけ少しおしゃれをして、食事やショーへ出かける。そんな一日も、船旅の楽しみ方です。

一緒に行く方と、「食事」「くつろぐ場所」「夜の楽しみ」「服装」「予算」から、大切にしたいものを二つほど挙げてみてください。

自分たちが心地よく過ごせるのは、どんな船だろう。 その視点で比べると、日本船・外国船という区分の先に、乗ってみたい一隻が見えてきます。

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