2022年1月に「グランドハイアット東京」のグランド エグゼクティブ スイート キングに宿泊してきました。
グランドハイアット東京は、ショップ、レストラン、美術館などがある六本木ヒルズに隣接する便利な立地のホテル。
洗練されたレストランが7軒(和食、フランス料理、イタリア料理など)、バーが3軒、スパ、ジム、屋内プール、サウナ、ジェットバスなどがあり、ビジネス センターと会議施設も完備しています。
今回は「グランド エグゼクティブ スイート キング」のお部屋に宿泊しました。この記事ではまず客室のご紹介をしていきます。(ルームサービス、クラブラウンジについては別の記事に書いています)
客室 グランド エグゼクティブ スイート キング
グランド エグゼクティブ スイート キングは、高層階に位置する100㎡ のホテル内では5番目に大きいお部屋になります。
今回はクラブラウンジがある10階の角部屋で、ラウンジへの行き来が便利でした。
リビングルーム
客室に入ってすぐに目に入る広々したリビングルーム。
中央のソファースペースが部屋のほとんどを占めていて圧倒的なインパクトがあります。複数人の利用にも適していますし、なにより空間が贅沢に使われていることでリラックス感が増しますね。
ソファーの後ろ側(窓側)のスペースは観葉植物があるのみで、インテリアが何も置かれてない空間になっています。こういった一見無駄のようなスペースがあることで、より部屋が広々と感じられます。
奥のベッドルームとリビングルームは、壁一枚で隔たハイアットらしいシンプルなつくり。液晶テレビサイドの引き戸を開けておくと、奥行きを感じられ開放感があります。
入口を入ってすぐのライティングデスクには、ワインとお水、おつまみのプレゼントが置かれていました。スイート特典なのか、グローバリスト特典なのか。嬉しい心遣いです。
ワインは「Les Hauts de la Gaffeliere Bordeaux Rouge 2016」、お水は「宝水」。夜はクラブラウンジのアペリティフタイムを利用したこともあり、ワインは飲むタイミングがなく。お水だけいただきました。
おつまみはビーンズでした。
部屋の入口部分にあるライティングデスクは、客室全体と外の眺望を見渡せるように配置されています。
手元には電話やデスクライト、電源などが。
デスクサイドには、Bang & Olufsen(バングアンドオルフセン)のスタリッシュなオーディオが置かれています。こちらはiPadが接続されたタイプ。
ホテルステイが一層豊かな時間になります。
デスクの後ろにはミニバーが配置されていて、導線的に使い勝手がいいです。
おしゃれな茶器があると嬉しい。
コーヒーカップとデミタスカップが2セット。
ネスプレッソは5種類のフレーバーが楽しめます。
扉を開くと、冷蔵庫などが。
ミニバー。グラス類も充実。
ポットやアイスペール、スナックなどは下段に。
冷蔵庫の中には、ビールなどのドリンク類が各種揃っています。いずれも有料。
ソファーのところのローテーブルには、3種類のスナックが。こちらはウエルカムスイーツとして用意されているものです。
ビーンズ、おせんべい、チョコレート。それぞれたっぷりあって、お部屋でゆっくり過ごすときにありがたいですね。
ソファーの奥、窓際には小型のテーブルとチェアが2脚。
ちょっとした食事をするときなどに便利です。
こちらのテーブルにもウエルカムスイーツが。
福岡県産のあまおう。とても美味しかったです。
ホテルの西側に位置する客室からは、サンセットが真正面に見えました。素晴らしい眺望です。
リビングにもBang & Olufsen(バングアンドオルフセン)のオーディオがあります。ハイアットオリジナルのリラックスBGMのCDがセットされていました。
リビングとベッドルームを隔てる壁には大型の液晶テレビ。裏側のベッドルーム側にも同じようにテレビが配置されています。
DVDプレーヤーと映画「Once Upon A Time In America(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ)」のDVD。
引き戸を閉めるとプライベートエリアとしっかり区切ることができます。
ベッドルーム
ホワイトとブラウンを基調にしたシンプルなベッドルーム。
ベッドルームの窓辺にはレザーのリクライニングチェアがあります。
六本木の街並みを眺めながら、ゆったりと過ごしたい場所。
向かって右側のサイドテーブルには電話とメモ。電源パネルなど。
左側にはJBLのスピーカーと時計があります。
サイドテーブルの下は引き出しになっていて便利。
テレビの下もチェストになっています。
クローゼットはベッドルームの壁面に。
高さのあるクローゼット中央のスペース。
下の引き出しにはシューケア用品。
お部屋に置かれているのはこちらの浴衣ですが、事前にリクエストしておくとパジャマを用意しておいてもらえるみたいです。
何かと便利に使えるショッパーも1枚あってありがたいです。
右側の扉を開くと、セイフティボックス(金庫)と、チェストが。
充電もできる大きな金庫です。
左側の扉を開くと、ヨガマットや傘、アイロン台などが収納されています。
ふかふかのシックなデザインのスリッパ。浴衣とお揃いの柄で、大きさは2種類ありました。
クローゼットの横の扉からはバスルームへと続いています。
バスルーム
バスルームはウッド調の落ち着いた空間。
洗面台は1台でスイートにしては少し小さめに感じます。
液晶モニターと、ペットボトルのお水が2本置いてあります。
テッシュと時計も。
ドライヤーは「REPRONIZER 4D Plus」。都内のラグジュアリーホテルで採用するところが増えてきているようですね。
スタイリッシュな箱入りのアメニティ。歯ブラシセット、シャワーキャップ、シェーバー、ヘアブラシなど基本的なものは揃っています。
体重計も置いてありました。
トイレはバスルームの一番奥に。スイートルームですが、トイレはここ1箇所です。
ガラス張りになっていて広々としたバスルーム。
シンプルですっきりとした内装は個人的にとても好み。
バスタブの横に小物を置けるスペースがあるのも嬉しい。この余裕感がすごくいいです。
小さなグリーンがアクセントになっていて、空間がとても心地よく感じます。陶器の入れ物には香りのよいバスソルトが入っていました。
キャンドルかと思ったら、ヘチマでした(笑)
バスアメニティは、BALMAIN PARIS(バルマン パリ)のもの。クラシカルでエレガントなこの香り、とても好きな感じでした。
バスタブは適度な広さ。個人的には、今まで宿泊したホテルの中でいちばん好きなバスルームだなと思いました。
ハイアットらしい洗練されたインテリアと、空間を贅沢に使ったスイートルーム。都内とは思えない素晴らしい眺望もあいまって、とてもいい時間を過ごさせてもらいました。
次の記事では、満足度の高かったルームサービスをご紹介していきます。