先日、「ハイアットセントリック銀座 東京」に宿泊しました。たまに都内のホテルに宿泊することもあるので、番外編としてこのブログに宿泊記・口コミを書いていきます。

ハイアットセントリック銀座 東京 は、銀座6丁目並木通りに2018年に開業したハイアットグループのシティホテル。東京メトロ銀座駅B5番出口から徒歩3分という便利なロケーションです。

ハイアットグループの中でも「セントリック」ブランドは街中につくられているのが特徴で、2021年現在、日本国内にはここ銀座と金沢の2箇所のみ。

宿泊料金はハイアット系で比較するとリーズナブルな部類で、利用しやすいホテルになります。

銀座の街を体感する出発地点
常に抜群のロケーションに位置するハイアット セントリックはフルサービス ライフスタイル ホテルブランド。さまざまな活動の中心にいたい旅慣れたお客様を、新しい発見に満ちた冒険の旅へ誘うために作られたホテルです。
伝統を守りながらも、常に新しいものを寛容に受け入れて進化してきた街、銀座。人々が脈々と受け継ぎ、育んできた奥深い歴史と文化があります。ハイアット セントリック 銀座 東京が目指すのは、訪れた人々が銀座の魅力を知り、感じ、そして体験する拠点となること。初めての方もリピーターの方も、自分らしいスタイルで、ハイアット セントリック流の銀座を体感してください。

今回は、銀座でお買い物をした後に宿泊。まずは銀座三越で冬物のショートブーツを購入して、チェックイン時間も近づいていたので、ひとまず荷物を置きにホテルに向かいました。

以前、ハイアットリージェンシー那覇沖縄ハイアットリージェンシー瀬良垣 に宿泊したときにはうまく機能しなかった、公式アプリのウェブチェックイン。

今回はちゃんと使えて、アプリからチェックインできたのですが、結局フロントでのチェックインが必要ということで、フロントでさっとチェックインを済ませて、お部屋に向かいました。(フロントなど館内の様子は別の記事で紹介しますね)

客室 スイートキング

ハイアットセントリック銀座 東京 の客室には4つのタイプ(広さ)があります。

・ツインルーム・キングルーム(35㎡)
・デラックスツイン・デラックスキング(47㎡)
・スイートツイン・スイートキング(77㎡)
・ナミキスイート(127㎡)

今回宿泊したのは、8階の「スイートキング」。(9階以上になると銀座の街並みが見える「シティビュー スイートキング」になりますが、街中にあるホテルなので、眺望はあまり期待しないほうがいいかなと思います。)

スイートキングは77㎡と広々したお部屋。リビング~クローゼット~ベッドルーム~バスルームの仕切りが移動式で空間がオープンになっていて、 銀座の街中とは思えないほどの快適さ

お部屋でゆったり過ごしたいときにはおすすめです。

リビングルーム

部屋に入ってすぐ左手にはクローゼットがあり、右手にはゲストにも使っていただけるトイレがあります。

ポップなカラー壁紙で明るい雰囲気。

バスルーム側にもトイレがありますが、リビングのトイレは洗面台付です。

リビングに入ってすぐのところには、大きめの長テーブルと椅子が2脚。ダイニングテーブルとしても、仕事用のデスクとしても使い勝手が良いテーブルがあると嬉しい。

サイドのモノクロの台にはコーヒーマシンや冷蔵庫などが。

ネスプレッソと常温のお水。

コーヒーは深入りのものと浅煎りのもの2種類。

こちらは一瞬、紅茶のティーバッグと思いきや、除菌シートでした。お間違いのないよう。

引き戸上部にはポットやアイスペール、グラス、カップ、カトラリー、 栓抜き、ナプキン、コースター など。紅茶やほうじ茶のティーバッグもここに。

紅茶は「TWG」のイングリッシュブレックファーストとカモミールがありました。美味しい紅茶がお部屋にあるとありがたいです。

下の引き出しは冷蔵庫になっています。お水が4本入ってる。

常温のお水が2本、冷蔵庫に4本、さらにはターンダウンサービスのときにベッドサイドに用意してくださっていたので、お水は買いに行かなくても十分足りる量でした。

リビングスペースには、ごろんと横になれるくらいの長ソファーと一人掛けの椅子。そして食事などにも便利な高さのガラステーブルが。

窓には薄いロールカーテンが敷かれていて外の景色がダイレクトに見えないようになっています。通路の向こう側は普通のビルの景色なのでね。

壁に飾られている写真は、雰囲気のある様々な銀座の景色。このホテルが建てられる前にあった朝日新聞社に残されていたもののようです。

やわらかな光が差し込む心地よいソファースペース。私はここに買い物をしたお洋服などをずらりと並べてご満悦でした。笑

部屋の中央の壁面には60インチの大画面液晶テレビがあります。昼は銀座でお買い物、夜はのんびりまったり映画鑑賞などもいいですね。

リビングルームの奥にはベッドルームがあります。オープンにしていると本当に広く感じられます。

ゲストを呼ぶときには引き戸を閉めてリビングとベッドルーム区切ると、完全に別スペースになります。

複数人利用でゆっくりお休みになりたい方と、活動したい方がいるときにもこうやって仕切れるといいですよね。

ベッドルーム

やわらかな照明で落ち着いた雰囲気のベッドルーム。ベッドマットはほどよい硬さで、朝までぐっすり眠れました。

ベッドサイドランプが左右で違うデザインになっているのが印象的です。

ベッドルームにも55インチの液晶テレビがあります。

窓側には細長いカウンターテーブルがあります。

ちょっとしたパソコン仕事や書物くらいならここでもできそう。

ベッドの両サイドには、照明などの操作パネルが。スッキリしたデザインです。

BOSEのBluetoothスピーカー、目覚まし時計もベッドサイドにあります。

壁に飾られているアートパネル。

パッと見た感じは何かの模様のようですが・・・

近づいて見てみると、印字された紙が使われているようです。もともとこの場所にあった朝日新聞社にちなんで、ホテル内にはこういったアート作品がたくさん飾られているのだとか。

館内をいろいろ散策してみるのも楽しいかもしれませんね。

ベッドルームの奥には、洗面台とバスルームがあり、クローゼットへと続いています。

こちらも引き戸を閉めてスペースを区切ることができます。

夜寝る時は乾燥対策として備え付けの加湿器を付けていたので、ベッドルームの仕切りは閉めて使いました。

バスルーム

洗面台はシンプルな陶器のダブルタイプ。全体的にウッド調でほっと落ち着く色使いです。

洗面台にもペットボトルのお水が用意されています。ハンドタオルの上には大きめサイズのボディローションが置いてありました。スイート以外のお部屋はアメニティが小さめのサイズみたいです。

洗面台の奥にはもうひとつトイレがあります。こちらは洗面台なしのシンプルな個室。

洗面台の後ろ側の壁のガラス棚には、拡大鏡、アメニティ、ティッシュ、ドライヤー、タオル類が綺麗に並べられています。

塗りのお重のような箱を開けると、歯ブラシ、ヘアブラシ、シェーバー、シェービングジェル、綿棒、シャワーキャップ、コットンセットが入っています。

こんなしっかりしたヘアブラシが入っていたなんて。今記事を書きながら気づきました。

バスルームは全体的に優しい色調の木目柄で、床もフローリングのようになっていました。

ハンドシャワーと頭上からのシャワーがあり、シャワー切り替えはボタン式。

写真ではちょっとわかりにくいかもしれませんが、バスタブは横幅が広く、二人で入っても余裕そう。

シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ボディソープは「BeeKind」のもの。爽やかな柑橘系の香りです。ワイキキのハイアットセントリックもこのブランドだったな。

バスルーム内はごくごくシンプルな仕様になっていて、個人的には落ち着けてすごく好みでした。

今回は時間的にシャワーのみだったけど、またゆっくり宿泊できるときには、お気に入りのバスソルトなどを入れてゆったり過ごしたいな~。

ウォークインクローゼット

部屋の入口とバスルームの間にあるクローゼットは、最近増えつつあるオープンタイプのウォークインクローゼット。

部屋の入口側にはガラスの引き戸があり、ゲストを部屋に呼んだときの目隠しになります。多少透けて見えますが、圧迫感がなくていいですね。

クローゼットスペースの左右に洋服をかけるバーがあり、扉がついているタイプと比べると広々としていて使い勝手がいい。

奥には大きな姿見もあります。今日買った服をここで合わせてファッションショーするのにとても便利でした♪

入って右側には薄手で軽いバスローブと、大小2サイズのホテルのロゴ入りペーパーバッグがありました。

ヨガマットもありました。

スリッパはふかふかのグレーのタイプ。

引き出しには浴衣が入っていて、その上のトレーにはパジャマもありました。

かぶって着るタイプのパジャマは艶のあるスエット生地みたいな感じ。Sサイズが用意されていて嬉しかった♪

浴衣や上下一体のワンピース型のパジャマだと寝ている間にはだけてお腹が冷えたりするので、上下別々のパンツタイプのパジャマがあるとかなりありがたいです。

ノートパソコンも収納できる金庫は引き出しの中に。

洋服ブラシ、靴べら、シューミット、スポンジ、ランドリー袋、エチケットローラー(コロコロ)もありました。アイロンとアイロン台も備え付けです。

空の引き出しもひとつあるので、下着などはここに収納するといいですね。

朝食

2021年11月現在、朝食ビュッフェは再開しておらず、ルームサービスのみでの提供でした。(2021年12月1日から再開予定)

ブレックファーストセット

こちらはブレックファーストセット。ドリンク、グリーンサラダ、卵料理、サイドディッシュ、デザート、パン、コーヒーor紅茶の定番のブレックファーストセットです。

おしゃれなお重箱でサーブされました。ハイアットセントリック銀座東京の朝食ルームサービスでは、テーブルクロスなどを敷いてセッティングするというサービスは行っていないのかな。今だけかもしれませんが。

選べる卵料理はプレーンオムレツをチョイス。チーズ入りで美味しかったです。パンも6種類の中から4つ選べて、女性ひとりだと十分すぎる量でした。

ココナッツフレンチトースト

別日にはココナッツフレンチトーストと、ヨーグルト、フレッシュフルーツ盛り合わせをいただきました。

パンが美味しいぞ~と思ったら「メゾンカイザー」のブリオッシュを使用しているとのことで納得。単品注文だとクリーム、メープルシロップ、ベリーソースがついているのですが、これがとっても合う♪

ちなみに、朝食ビュッフェでもこのココナッツフレンチトーストが食べられるみたいですよ。

フレッシュフルーツ盛り合わせはほどよい量。

また宿泊する機会があったら、次は朝食ブッフェが楽しめるといいな。

まとめ

ハイアットセントリック銀座 東京 は、銀座の中心街から徒歩数分という便利な立地ということもあり、お部屋の快適さにはそこまで期待していなかったのですが、想像以上に快適で心地よく過ごせました。

ホテル自体は、銀座らしい個性と遊び心に溢れたホテルというコンセプトで、フロントやロビーラウンジなどの色使いもバシッとポップな感じなのですよね。

お部屋の色使いもガチャガチャしていて落ち着かない感じだったりして・・・なんてチェックインのときに思ったのですが、暖色系の色やイエロー、ブラウンなどの色調がマッチしていて不思議と落ち着ける空間になっていました。

スイートのお部屋だったこともあり、家具の配置や空間の使い方が広々としていていたのもよかったなぁ。

チェックイン後に少しゆっくりした後、また銀座にお買い物に出かけて、荷物を部屋に置いてホテル内のレストランでお食事してと、とても便利に利用させてもらいました。

レストランのお食事も美味しかったし(後で別記事で書きますね)、デイユースなどもあるみたいだし。ぜひまた利用したいホテルのひとつになりました?

ハイアットセントリック銀座 東京