移転した牧志公設市場を見た後、開店前でまだシャッターが閉まっている牧志商店街を歩きながら、気になった路地に入ってみると…。
沖縄らしい雰囲気の小さな商店街の中に、とっても素敵なカフェを発見しました。詳しくご紹介してきますね。
裏路地の商店街 パラソル通り
そこは「パラソル通り」という、なんともアジアンな香りが漂う裏路地の商店街。
開店前のひっそりした空気感ながら、なんていうか、異国の雰囲気にゾワゾワする感じ。
パラソル通りには11のお店があり、店舗案内は「歩数案内」となっているくらい、小さな商店街です。
この日は本当にいいお天気で朝から暑い!!ということで、路地のカフェでコーヒー休憩することにしました。
Cafe Parasol(カフェ パラソル)
パラソル通りの中央辺りにある「Cafe Parasol(カフェ パラソル)」。1.6坪というスペースに6席が並んでいる小さなお店なのだけれど、ジャズが流れいておしゃれな外観でひときわ目立ちます。
お店の前を通ったときに「おはようございます!」という渋くてよく通る声で挨拶をしてもらったのが気になって、一旦通り過ぎてからまた戻ってきました。元気で明るい挨拶は大事だな。人の心にちゃんと響きますね。
整然と整理された綺麗な店内。これだけでも丁寧な仕事ぶりが伺えます。人柄が現れますよね、こういうところにも。
Cafe Parasol(カフェ パラソル)のメニュー
小さいお店ながら、Cafe Parasol(カフェ パラソル)のメニューはけっこう充実しています。コーヒーやジュース、お酒、そして軽食もあります。
・コーヒー(ホット・アイス) 300円
・アイスカフェラテ(黒蜜仕立て) 400円
・ホットカフェラテ 400円
・オレンジジュース 300円
・パッションフルーツジュース 350円
・マンゴージュース 350円
・コロナ 500円
・オリオン 400円
・泡盛 400円
・ホットドッグ 300円
・トースト(バターorチーズ) 150円
地元の人にも気軽に来てもらえるようにと、コーヒーの価格は300円としているのだそう。カフェラテも400円というお値段。
しかし、1杯1杯しっかり丁寧にドリップしてくれるのですよ。
飲んでいる間に、地元の常連さんらしき人が「おはようございます!」とやってきて、世間話など交わしながらテイクアウトでコーヒーを買って帰っていました。地元の人にもファンが多いというのが頷ける。
アイスカフェラテ(黒蜜仕立て)
今回注文したのは、アイスカフェラテ(黒蜜仕立て) 。普段アイスコーヒーはあまり飲まないのですが、暑かったし、看板メニューだし、ってことでこちらをいただきました。
黒蜜は沖縄県産のサトウキビをシロップにした黒蜜を使っていると言ってました。コクがあって濃厚な味なんだって。
丁寧にドリップして仕込んであるアイスコーヒーをカフェラテにして、黒蜜をたっぷり。そして削った氷をトッピング。コクがあって甘すぎず、スッキリと飲みやすいカフェラテでした♡
オーナーさんとの会話も楽しい
この距離感ですから、コーヒーを淹れながらオーナーさんが話しかけてくれて、二言三言、会話を楽しめるのもいい。小さな路地裏のカフェならではの楽しみです。
実はこちらのオーナさん、ベルボーイやバーテンダー、ホテルマン、モデルなど様々なお仕事を経験されてきた方。見た目もかっこいいですが、話をする感じもどことなく品があります。
外国人観光客の人たちにも人気らしい。
牧志公設市場が移転してからまた戻ってくるまでの3年間は、 人の流れが変わってしまうと思うけど、なんとか頑張りますよ。とおっしゃっていました。
国際通り周辺にもおしゃれなカフェがどんどん増えているけど、このノスタルジックな雰囲気は、他ではけして味わえない景色です。
今回の旅の3日間で再開発を目の当たりにして「沖縄はどんどん変わりつつあるな」と感じていた部分もあって、もちろんそれはそれで楽しくていいのだけれど。こういった沖縄らしいディープな町並みもまだまだ至るところに残っている。
また次回那覇に来たときにも、こうやってこのカオスな空気を感じながら、コーヒーが飲めたらいいな。
Cafe Parasol(カフェ パラソル)の詳細情報
エリア | 那覇・国際通りエリア |
住所 | 沖縄県那覇市牧志2丁目13-10 |
アクセス | ゆいレール牧志駅から徒歩約8分 |
電話番号 | 098-863-7874 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | なし |
席数 | 6席 |